アイマービー®について

アイマービー®による
治療を始める前に

アイマービー®による治療の対象となる方

ステロイド剤やステロイド剤以外の免疫抑制剤で十分に症状がコントロールできない成人及び12歳以上の小児gMG患者さんが対象となります。

アイマービー®による治療を受けられない方

過去にアイマービー®に含まれる成分に対して過敏症を起こしたことのある方は、アイマービー®による治療を受けることができません。

  • ※有効成分:ニポカリマブ(遺伝子組換え)
    添加剤:L-ヒスチジン、L-ヒスチジン塩酸塩水和物、L-アルギニン塩酸塩、精製白糖、L-メチオニン、ポリソルベート80

治療の開始と継続について

担当医師とご相談の上で投与を開始し、治療効果が十分に認められない場合には、治療継続の必要性について担当医師に相談してください。

アイマービー®による治療に注意が必要な方

感染症にかかっている方

感染症にかかっている方は、感染症の治療を優先してください。
アイマービー®による治療を受けると、感染症が悪化するおそれがあります。

肝炎ウイルスキャリアの方

B型肝炎ウイルスの再活性化やC型肝炎の悪化の徴候・症状の発現に注意が必要なため、肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングが行われます。

妊娠されている方

IgG抗体は胎盤通過性があることが知られています。アイマービー®の投与を受けた方からの出生児においては、母体から移行するIgGが低下し、感染のリスクが高まる可能性があります。
妊婦または妊娠している可能性のある方は、担当医師、看護師、薬剤師に相談してください。また、アイマービー®の使用中に妊娠した場合は、直ちに担当医師、看護師、薬剤師に知らせてください。

授乳されている方

アイマービー®の投与により、乳汁にも成分が移行することが確認されています。
アイマービー®の使用中に授乳する可能性のある方は、担当医師、看護師、薬剤師に相談してください。

小児の方

12歳未満の方を対象とした臨床試験のデータは得られていません。

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