支援制度
小児慢性特定疾病の
医療費助成制度
監修: 総合花巻病院 脳神経内科 部長 長根百合子 先生
MGは小児慢性特定疾病
MGは小児慢性特定疾病の一つのため、医療費の一部が助成されます※1。
18歳未満※2のMG患者さんが対象です。
- ※1 以下の疾病の状態の程度を満たす場合
眼筋症状、運動障害、知的障害、意識障害、自閉傾向、行動障害(自傷行為または多動)、けいれん発作、皮膚所見(疾病に特徴的で、治療を要するものをいう。)、呼吸異常、体温調節異常、温痛覚低下、骨折または脱臼のうち一つ以上の症状が続く場合。 - ※2 18歳到達時点において本事業の対象になっており、かつ、18歳到達後も引き続き治療が必要と認められる場合には 、20歳未満の者も対象。
患者さんによる申請が必要
申請の流れは以下のとおりです。
- ①指定小児慢性特定疾病医療機関を受診
- ②指定医による医療意見書の発行
- ③必要書類をそろえ、居住している自治体窓口に申請
- ④小児慢性特定疾病審査会による審査
- ⑤小児慢性特定疾病医療受給者証の交付
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自己負担上限額は所得により異なる
大人の患者さんへの助成と同様、世帯の所得状況に応じた自己負担上限額が設定されています。
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小児慢性特定疾病情報センター「小児慢性特定疾病の医療費助成に係る自己負担上限額」
(https://www.shouman.jp/assist/expenses)から引用
利用にあたっての注意点
指定医療機関での診療が対象です。
医療費助成の開始時期は、「疾病の状態の程度を満たしていることを診断した日」などです。申請日から原則1ヵ月までさかのぼって助成を受けることができます。
受給者証は、原則1年ごとに更新が必要です。
小児慢性特定疾病情報センターホームページ
(https://www.shouman.jp/)(2025年9月閲覧)
詳細は、「小児慢性特定疾病情報センター」
ウェブサイトをご覧ください。
